芝浦工大生2024年度活動報告:東大宮保育園 松ぼっくりツリーを作ろう!

※この記事は、芝浦工業大学環境システム学科専門科目「SDGs・環境マネジメント実習」の授業の一環での活動報告です

 1.活動の概要

(1)名称

松ぼっくりツリーを作ろう!

(2)活動の目的

松ぼっくりを通して豊かな自然は私たちにとって地球からの大切な贈り物であることを認知してもらう。(自然を大事にしてほしい)

(3)目標・指標

<アウトカム指標項目> 

家で松ぼっくりツリーを捨てずに大事に飾っている

<アウトプット指標項目> 

参加人数 : 16人

<インプット指標項目> 

工作 : 1回

(4)関連するSDGs

2.活動内容

(1)日時

12月12日(木) 10 : 00 ~ 11:00

(2)対象

保育園児

(3)場所

芝浦工業大学

(4)方法

松ぼっくりにモールを巻き付けたりビーズをボンドでくっつけたりしてクリスマスツリー風に松ぼっくりを装飾する

(5)準備作業

・松ぼっくりに色を付ける
・ビーズやボンドなど道具を用意する
・クリスマスカードの作成

(6)必要物品

松ぼっくり(黒松)、ボンド、装飾品、シールなど

(7)緊急事態への対応

事前に担当の保育士に使って良い道具や装飾品の確認
保育園の先生が対応

(8)法令順守への対応

個人情報保護:写真撮影は先生の許可を得て、人物が特定できないような角度や距離から行う
保護者への同意を取得しておく

3.実施手順

手順書や指導案の「展開」部分を貼り付けて解説
9:50   保育園お迎え
9:55   保育園出発
10:10   大学到着、説明
10:20   作業開始
10:40   完成、まとめ
10:50   大学出発
11:00   幼稚園到着

4.クイズの作成

松ぼっくりの仕組みについての説明を行う際にクイズを混ぜる
内容:松ぼっくりはどんな働きをするのか

5.当日の活動の様子

 写真1 保育園児を大学へ連れて行っているの様子            

写真2 松ぼっくりツリーを作成している様子


写真3 松ぼっくりツリーと共に配布したカード

(左:表 右:裏)

写真4 当日のスケジュール表

写真5 製作したクリスマススリー

6.活動の評価

(1)目標の達成状況

<インプット指標項目> 工作:1回      【達成】
<アウトプット指標項目> 参加人数:16人       【達成】
<アウトカム指標項目> 当ワークショップによる自然物の保全とリサイクル素材の活用              【未達成】

(2)活動の評価

①活動目的の達成度・学びの効果

引率の保育士)楽しいワークショップを行うとともに自然とリサイクルについて学ぶことができて良かった
引率の保育士)自然を使った工作とリサイクルを簡単に体験できて両者への敷居が下がったように感じた
保育園児)キラキラしたものが作れた/楽しかった  etc..

②運営の評価

・内容の難易度は適切だったか?
 適切であった

・適切な時間管理ができたか?
 余裕をもって活動できた

・参加者の理解度や進み具合などを見ながら、臨機応変にプログラムやスケジュールを変えたりできたか?
 臨機応変に対応できた

7.緊急事態、法令順守への対応実績

・想定していたトラブルは起きたか?
 起きなかった

・想定していなかったトラブルは起きたか? 
  当日予定参加者が1人欠席だったが、松ぼっくりと装飾品を袋にまとめて家でも作れるようにした

8.活動の改善点

(1)目的面

環境についてもう少し話をできた.
リサイクルについての説明をもっと取り入れるべきだった

(2)内容・構成面

ボンドの数が少し足りなかった

(3)効果測定の方法

その場で感想を聞いた方がスムーズに進んだ

(4)その他

なし

9.個人の感想

 今回初めて保育園児と関わって一緒に作業をするということだったが、みんなツリーを作るという目的に向かって真っすぐ取り組んでもらうことができたので良かった。また別の形でかかわることができればよいと思った。(大橋)

 保育園児との今回の企画を通して自分たちでプロジェクトを考え、流れを決めて実際に実行することの難しさを身に染みて痛感しました。今回の企画を通して得た学びを忘れず、積極的にその学びを活かせる機会に参加していきたいなと感じました。(古澤)

今回は松ぼっくりツリー工作を通して東大宮保育園生と中を深めることができた。最終的にまたやってほしいと保育園の方々からまたやってほしいと言ってもらえたので成功したと思います。今回は普段は体験できないような経験をすることができたので貴重な時間を過ごせました。またこのような活動をやってみたいと思いました。