3月28日(土)、川越一番街商店街の蔵造りの街並みを舞台に実施される「小江戸川越 江戸の日」を、市民団体とともに支えるボランティア運営として行いました。参加者は、大宮国際中等教育学校生2名と中央大学附属高校生1名の計3名でした。
当日は、わらべ唄、邦楽演奏、里神楽、時代劇、結髪実演、演武など、江戸の情緒を体感できるプログラムが間に並みの至る所でゲリラ的に展開されました。私たちはNPO法人蔵の会による「川越蔵の街かるた」会場での運営補助を中心に、会場セッティング、模範プレイ、そして寸劇などを分担しました。
目的・ねらい
1)歴史的景観を舞台にした地域行事の運営補助を通じて、来街者の安全と快適さを高め、街の魅力と文化資産の継承に寄与すること。
2)かるた取りやお茶席、寸劇などの文化プログラム補助を通じて、伝統文化の背景や運営ノウハウを実地で学ぶこと。
3)学生が地域の担い手として役割を果たし、市民協働の実践力を養うこと。
当日の様子
朝9時に集合し、陶舗「やまわ」さん前にて、机・椅子やテント設置などの会場づくりを手伝いました。10時の車両規制とともに街区が本格稼働。隣の茶屋では呈茶の準備と片付け、食器洗いのローテーションを組み、かるた会場では模範プレイで場を温めつつルール説明や進行補助を行いました。来場者の流れに合わせ、各会場間の案内・誘導を適宜担当し、混雑時には安全確保を最優先に配置を調整しました。
通りでは、わらべ唄、邦楽演奏、里神楽、時代劇、結髪実演、演武などがタイムテーブルに沿って順次展開。各プログラムの通過時刻に合わせて観覧導線を整えました。寸劇については、蔵の会会長さんをはじめ、和服に身を包んだ会のメンバーは江戸の暮らしをコミカルに表現し、ボランティア学生も一部のセリフをいただいて参加しました。
テーマ別の学び・活動内容
歴史的景観と市民活動の理解
「江戸の日」は、蔵造りの街並みを背景に、商店主や市民団体が一体となってつくる地域主導のイベントです。NPO法人蔵の会による「川越蔵の街かるた」など、街並み保存の意義を来場者と共有する取り組みを間近に支え、市民協働の現場を学びました。
会場づくりと安全運営
机・椅子・テントの設営、動線づくりなどの準備や、時代劇の行う時間帯の人流誘導など、現場判断と連絡体制の重要性を体感しました。
文化体験プログラムのサポート
かるた会場では模範プレイ・ルール案内・進行補助を担当し、来場者が楽しく安全に参加できるよう、声がけと説明の工夫を重ねました。プログラムの趣旨や歴史的背景を簡潔に伝えることで、学びの深まりにもつながる運営を心がけました。
表現活動としての寸劇
寸劇は街の雰囲気に溶け込む演出で場を盛り上げました。セリフは事前に配られたシナリオに基づくものでしたが、回を重ねるごとに流暢に言えるようになっていました。
まとめ
「川越江戸の日」は、地域の商店街と市民団体が連携し、来街者に江戸情緒を体験してもらう貴重な文化プログラムです。学生ボランティアが運営の現場に立ち、設営から誘導、プログラム補助、撤収まで一貫して担うことで、地域文化の継承と安全・安心な場づくりに具体的に貢献できる点に意義があります。特に高校生の参加は、次世代が地域の魅力と課題を自分ごととして捉える契機になります。今後も、役割分担の質的向上を図りながら、より学びの深い協働の場へと発展させていきたいと考えます。







