活動概要
本プログラムは、新宿5丁目自治会主催「域活き春の文化祭」と連携し、ウェスタ川越および隣接のウニクス川越を舞台に実施しました。期日は2026年6月6日(土)8:30~16:00、7日(日)8:30~16:00の2日間で、7日(日)に高校生主催の「次世代SDGsデー」ブース運営を行いました。

参加者は川越市立城南中学校8名、大宮国際中等教育学校3名、筑波大学附属坂戸高校5名、中央大学附属高校1名、城西高校OB3名の計21名でした。複数校の中学生・高校生・OBが協働し、とくに高校生が主体となって会場づくりやブース運営、来場者への説明・呼び込みをリードしました。

活動の流れとして、6日は会場設営や文化祭展示の補助を行いました。7日は朝の設営後、呼び込みや展示案内、「野菜によるお絵かき」ワークショップ、桑抹茶スイーツと飲料の提供・アンケート、シューティングゲーム(お茶クイズ)コーナーの運営を行い、終了後は撤収作業まで主体的に取り組みました。
当日の様子
初日は、南公民館から机・椅子・展示物を運搬し、会場内外の配置表に従って設営を進めました。ウニクス川越の広場周辺ではチラシを配布しつつ、来場者に各展示や翌日の高校生企画を案内。新宿小3年生「新宿のよいところ」展示では、来場者に感想用紙を手渡し、記入・投函を丁寧にサポートしました。夕方以降は、翌日の提供に向けて桑抹茶フィナンシェ、クッキーを分担して作成しました。

2日目は早朝からブースの最終セッティングを行い、開場後は高校生が中心となって全体の動線と役割を調整。呼び込みと受付対応、展示の説明、ワークショップの運営、試食品提供とアンケート案内を切れ目なく回しました。野菜の廃棄部分を活用した「お絵かき」では、道具の準備・片付けに加え、参加者への声かけや作品づくりの助言を行い、ものづくりの楽しさと資源活用の視点を伝えました。シューティングゲームでは、スポンジ鉄砲で的に当てた後に「お茶の文化や健康効果、抹茶と桑抹茶の違い」などのクイズを出題し、来場者と対話しながら理解を深める仕掛けを工夫。終了後は、機材と備品の整理・撤収まで手際よく行いました。




テーマ別の学び・活動内容
地域と連携した会場づくり
自治会文化祭と連動する形で、複数拠点(ウェスタ川越、ウニクス川越広場、南公民館ほか)を使い分けながら設営・運営・撤収を実施しました。高校生が全体の段取りを担い、中学生やOBと協働して来場者の導線や安全、時間管理を意識した運営を行うことで、地域行事に即した実践的なマネジメントを体験しました。
桑抹茶スイーツとアンケートで学ぶ「食と健康」
桑抹茶フィナンシェ、クッキー、プリン、ういろう、抹茶飲料の制作・提供を通じ、調理の手順や衛生面の配慮を学びました。併設のアンケートでは「日本茶の飲用経験」「桑の葉茶の認知・飲用経験」「ノンカフェインの桑抹茶への関心」を、色分けした丸シールでYes/No投票してもらう設計とし、来場者の反応を可視化。提供と調査を一体化させることで、来場者との対話を深めるコミュニケーションの工夫を体験しました。
野菜の廃棄部分を使ったクリエイティブ・ワークショップ
「野菜によるお絵かき」では、廃棄されがちな野菜の切れ端をスタンプのように用いて作品づくりを行いました。道具類の準備・片付け、参加者への声かけ、制作サポートを担い、資源の活用と創造的表現を結びつける場を運営。参加者の年齢や興味に応じて進め方を調整するなど、現場対応力を磨きました。
お茶クイズ×シューティングで広がる学び
スポンジ鉄砲の的当てに続くクイズでは、「食後のお茶の役割」「お茶漬け」「お茶とお菓子の関係」「カテキンとビタミンC」「抹茶と煎茶の違い」「桑抹茶の特徴(ノンカフェイン)」「伊豆松崎町の生産のこだわり」など、生活文化と健康、地域産業に触れる内容を取り上げました。遊びの要素と学びを組み合わせ、来場者の関心を引き出しながら伝える手法を実践しました。
まとめ
高校生が主体となり、地域の文化祭と連携した次世代SDGsデーの運営に取り組むことで、計画・設営・来場者対応・調理・調査・撤収までを一貫して経験しました。中学生やOBも加わったチームで役割を分担し、世代や学校の枠を越えた協働を通じてコミュニケーション力を磨く機会となりました。野菜の廃棄部分を活用したワークショップや、桑抹茶プログラムとアンケート、クイズを組み合わせた来場者参加型の企画は、楽しさと学びを両立させる工夫が随所に見られます。

