本プロジェクトについて

インカレSDGsプロジェクトとは

インカレSDGsプロジェクト: Incolle SDGs Projectとは、異世代・地域・学校連携型で個別最適な学びと協働的な学びを同時に実現するSDGs達成活動であり、Individual optimal and Collaborative Learning with cross-generations, regions, and schools for achieving SDGsの頭文字を取ったものである。大学間の連携(インターカレッジ)で小中高生と学びを深めるイニシアティブという意味も併せ持つ。

学習指導要領では持続可能な社会の創り手の育成に向け、主体的・対話的・深い学びを求めるとともに、個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実が求められている。

これを実現する既往の実践では、個人の興味に即した自由なテーマ設定や異世代・地域間の連携による探求学習や社会活動の実践により、資質能力やキャリア意識向上や、地域の持続可能性維持に役立つことが知られている。

しかし、単一の学校では多岐にわたる個人課題研究について教員だけでは対応できない。さらに、個別最適と協働的な学びとの両立は一層難しく、多様な協働先を安定的・継続的に確保することは単一の学校では困難である。

そこで本プロジェクトでは、インカレSDGsプロジェクトを推進するネットワーク組織を設立し、大学・NPO・企業・行政が連携し、多様な学校の生徒が自分の興味に応じて参加できる個人課題研究ゼミや現地見学・社会活動などのプログラムを提供することを目的とする。

※本プロジェクトで言う協働的な学び」は校内でのグループ学習などによる対話的な学びを指すのではなく、他の学校や住民・企業・行政など校外の組織と連携・交流しながら行う学びを指す

全体像

SDGsプロジェクトには課題研究支援活動、合同実習・合同授業、合同実践ワークショップ、フォローアップの4種類の活動があります。このページでは、それぞれの実施内容とスケジュールを説明します。
A.課題研究支援
大学教員やキャリアコーディネータが学校を訪問して、課題研究、進路等のアドバイスを個別に行います。
B.合同実習・合同授業
合同実習は、大学等が①研究室・企業見学、②体験型社会活動、 ③創造型社会活動の3つのタイプのプログラムを提供します。合同授業は授業を複数の学校で同時に実施し、特定のテーマについての討論や、現地活動の報告を行うものです。
C.合同実践・合同発表
プロジェクト型探究活動実践の場として位置づけ、効果測定アンケートや意見聴取、試行実験ができる場です。探究活動の成果報告を単一の学校で行うだけでなく、合同実習・合同授業の成果発表を合同で行うこともしています。2023年度は12月16日(土)に、芝浦工業大学大宮キャンパスにて、HESDフォーラムの場を借りて、大学生約170名、高校生約30名が参加して行いました。
D.フォローアップ(2024年度新規事業)
SDGsアクターの資格を授与し、入試や就活の支援、学びを活かすための進路相談、入試や就活対策等のキャリアサポートをしていきます。

Info

このように、インカレSDGsプロジェクトでは様々な授業形態を通じてSDGsを学んでいただくことができます。興味のある学習内容が定まってきたら、以下のページから申し込みの問い合わせを行ってください。

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お問い合わせ

info@sdgs-incollage.site