中口毅博
芝浦工業大学名誉教授
NPO法人 環境自治体会議環境政策研究所サスティナビリティ人材開発センター長
持続可能な地域創造ネットワーク共同代表
1959年静岡県三島市生まれ。1983年筑波大学第2学群比較文化学類卒業、2001年東京工業大学で博士(学術)取得。
NPO法人環境自治体会議環境政策研究所所長として、芝浦工業大学システム理工学部環境システム学科に助教授、2007年より教授として勤務。
2024年、本プロジェクトをライフワークとして専念するため、芝浦工業大学を早期退職した。
2012 年より5 年間愛媛県内子町に住民票を移して首都圏との二地域居住をしていた。自治体の環境政策や環境教育、SDGs 達成のための地域創生活動などの分野でアクションリサーチ(実践活動をしながら研究)を行っており、子ども達には「ながぐつ先生」として親しまれている。主な編著書に本書のほか『SDGs 先進都市フライブルク─市民主体の持続可能なまちづくり』『環境マネジメントとまちづくり─参加とコミュニティガバナンス』『環境自治体づくりの戦略─環境マネジメントの理論と実践─』など。環境科学会誌などに学術論文多数。
現職
- NPO法人「内子未来づくりネットワーク(うちみづネット)」顧問
略歴
年 | 履歴 |
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1959年 | 静岡県三島市生まれ |
1978年 | 静岡県立韮山高等学校卒業 |
1983年 | 筑波大学第2学群比較文化学類(人文地理学専攻)卒業 |
1983年~1997年 | (株)社会調査研究所地域情報システム部、環境事業推進室勤務 |
1989年 | 東京工業大学社会工学科研究生 |
1990年~1997年 | 放送大学非常勤講師(情報処理入門, 都市計画の基礎, 都市計画論) |
1996年~1997年 | 明海大学不動産学部非常勤講師(応用情報処理演習) |
1996年~2000年 | 埼玉大学教養学部非常勤講師(応用地理学, 情報基礎) |
1998年~2000年 | 総括研究主幹 |
2000年~2004年 | 京都府立大学環境情報学科非常勤講師(環境情報処理論) |
2000年6月~ | NPO法人環境自治体会議環境政策研究所を設立し所長に就任 |
2001年4月~2006年3月 | システム工学部環境システム学科助教授 |
2001年6月 | 東京工業大学にて博士(学術)を取得 |
2006年4月~2024年3月 | 芝浦工業大学システム工学部環境システム学科教授 |
2013年4月~2018年5月 | 愛媛県内子町と2地域居住 |
2015年4月~ | 立教大学ESD研究所客員研究員 |
2016年4月 | 内子未来づくりネットワークを設立し代表に就任。2018年より顧問 |
2020年6月~ | 持続可能な地域創造ネットワークの設立と同時に共同代表に就任 |
2024年4月~ | 芝浦工業大学名誉教授 |
非常勤講師、特別講師(上記以外)
慶應義塾大学環境情報学部:1998年「生態環境論」(1回)、京都大学大学院環境地球工学専攻:2000年「環境評価論」(1回)、上智大学UFJ寄付講座:2006年「新環境概論」(1回)
筑波大学地球学類:2009年「地域計画論」(集中講義)、九州大学大学院比較社会文化学府:2011年「環境地理学特講」(集中講義)。名古屋大学大学院環境政策論講座:2012年「環境学のフロンティアⅠ」(1回)
総務省自治大学校:2014年~「環境政策の事例と展開」(年5回)
本務先での担当授業(2017年度)
環境政策論、環境教育・市民活動論、環境システム入門、環境システム応用演習B、エコライフと社会システム、環境マネジメントシステム論、環境マネジメントシステム演習、環境フィールド実習、海外環境フィールド実習 ほか
専門分野
環境計画論、環境マネジメント論、環境評価論、環境情報システム論、環境地理学などの横断的な研究領域をベースに、温暖化防止対策、循環社会システムづくり、エコロジカルライフスタイルなどの分野に関して幅広く実践しながら研究するアクションリサーチを展開している
所属学会
環境科学会、環境情報科学センター、計画行政学会、環境教育学会、日本地理学会、地理情報システム学会、都市計画学会ほか
表彰
年 | 受賞 |
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2002年 | 芝浦工業大学ベスト授業賞 |
2015年 | こども環境学会優秀ポスター賞 |
2015年 | 環境科学会学術賞 |